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東日本大震災から15年 南海トラフ被害見直し 災害に備える

2026年3月10日

東日本大震災から3月11日で15年となります。岡山県は、今後高い確率で発生が予想されている南海トラフ巨大地震の被害想定を見直しました。私たちは、大震災から何を学び、何を備えなければならないのでしょうか。 2011年3月11日午後2時46分。宮城県北部で最大震度7を観測し、激しい揺れから程なくして東北地方の沿岸部を大津波が襲い、更に原発事故を引き起こした東日本大震災。死者、行方不明者が2万人を超えた未曾有の大災害から15年となります。 最大高さ18メートルの津波に襲われ、全てがのみ込まれた岩手県釜石市鵜住居根浜地区。 大津波によって、住民の日常は一変しました。 それから7年後の2018年、倉敷市では、平成30年7月豪雨が発生し、真備町を中心に家屋の浸水など、甚大な被害を受けました。 倉敷市では、今後、南海トラフ巨大地震が発生することが予想されています。 岡山県は、今年2月に、南海トラフ巨大地震による被害想定を13年ぶりに見直しました。見直しは、2025年に国が公表した被害想定を受けて県が独自に行ったものです。南海トラフ地震は、おおむね100年から150年間隔で繰り返されていることから、前回からおよそ80年経った現在、次の地震が発生する確率は高いと考えられています。 南海トラフ地震による、倉敷市の震度は、前回と同じく「6」と予想されていて、岡山県内では、最大となっています。地震による建物の被害は、最悪のケースで、前回から3077棟多い、2万1742棟となっています。揺れによる被害は、耐震性の向上により軽減したものの、津波や地震による火災が増加するとしています。また死者の数は、最悪のケースで前回の想定から667人多い、3778人としています。建物の倒壊を要因とするケースが減ったものの、津波を要因とするケースが増加しています。岡山県は、住宅の耐震化や早期避難など、個人で取り組める対策により、被害は大幅に軽減されるとしています。 非常備蓄品、持ち出し品を準備しておくほか、水道水を使った節水備蓄、そして、賞味期限の長いものを少し多めに購入し、使った分だけ買いたす、ローリングストック法を活用するなどして、万が一の事態に備えなくてはいけません。 3月11日、未曾有の大震災から15年、改めて災害を振り返り、今日を防災について考える日にすることで、自分や家族、大切な人を守ることへとつながるかもしれません。