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高梁川流域消防本部 地震対応の連携訓練

倉敷市尾原 消防グラウンド

2026年3月11日

東日本大震災から15年の節目にあたり、この災害を風化させないため、高梁川流域を管轄とする6つの消防本部が合同で大規模な地震を想定した救助訓練を行いました。 11日の昼12時30分から、倉敷市尾原の消防グラウンドで大規模な地震を想定した「消防活動訓練」が行われました。 はじめに、倉敷市消防局警防課の久保 賢二さんが、この日の訓練の流れを説明した後、隊員全員で黙とうを捧げました。今回の訓練は、2011年の3月11日に発生した東日本大震災の記憶を風化させないことも含めて、消防士の救助技術の習得と向上のほか、近隣の消防本部との、連携の強化を目的に行われたものです。 この日は、倉敷市消防局と、笠岡、井原、総社、高梁、新見の6つの消防本部からなる、備中地区消防本部が合同で訓練を行い、国際消防救助隊、通称、IRTに登録されている隊員も参加しました。IRTは、海外で大規模災害が発生した際に、救助チームの一員として被災地に派遣され、活動を行う部隊です。 今回の訓練は、岡山県を震源とする震度6強の地震が発生し、倉敷市内で甚大な被害が出たことを想定して行われました。訓練の前には、倉敷市消防局高度救助隊の6人が、この日の訓練の流れを再現しました。被害現場は、発生から10時間が経過し、地震で倒壊した2階建ての木造住宅から男性1人を救助するという内容です。 訓練では、チェンソーを使って、小さい穴を作り、その穴から「画像探査機」というカメラを挿入して、内部の様子を確認しました。 画像探査機は、内部の様子を360度確認することができるほか、要救助者と会話をすることができます。 内部の様子を確認した後には、救出するための出入り口を作って中に入り、男性の容体を外の隊員に伝え、救出にあたりました。 その後、参加した20人の隊員たちが、2つのグループに分かれて、同じ内容の訓練に取り組みました。隊員たちは、午前中に基本的な活動の流れなどを学んでいて、実際の救出訓練では、他の隊員たちと協力しながら、迅速にかつ正確に活動できるための連携体制を確認しました。