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倉敷天文台創立100周年記念 日本公開天文台協会 全国大会
ライフパーク倉敷
2026年6月29日
日本公開天文台協会が全国で初めてとなる民間の天文台「倉敷天文台」の創立100周年を記念して倉敷市で全国大会を開催しました。 6月29日から1日までの日程で、全国にある公開天文台の関係者が集う「日本公開天文台全国大会『岡山大会』」が倉敷市で開かれました。 初日となった29日には、午後1時30分からライフパーク倉敷科学センターで講演とパネルディスカッションが行われ、120人が集まりました。 はじめにライフパーク倉敷科学センターの三島 和久さんが歓迎の言葉を述べたあと、日本公開天文台協会の竹内 幹蔵会長が開会を宣言しました。 日本公開天文台協会は、全国にある天文台の関係者同士の連携をより一層深めようと、2005年に発足を決め、2006年から毎年、全国大会を開催しています。 20回目となる今年は、日本で最初の民間天文台として創設された倉敷天文台が100周年を迎えることを記念して倉敷市で開催しました。 大会では、倉敷天文台を創設した原 澄治さんのひ孫で、現在、天文台の理事長をつとめる原 浩之さんが「民間天文台の役割と意義」と題して講演を行いました。 岡山県では、現在、美星町や真備町、犬島など9つの天文台が日本公開天文台協会に登録しています。 このうち、倉敷天文台は原 澄治さんが1926年、大正15年に創設したもので、当時国内では最大級となる、口径32センチの天体望遠鏡を設置していました。 また当時の天文台はすべて、官立、現在の国立だったことから、一般の愛好家は利用できませんでしたが、倉敷天文台は誰でも観ることが出来るように無料で開放されました。 倉敷市は、平成25年に、この観測室を倉敷天文台から譲り受け、倉敷市中央二丁目から、ライフパーク倉敷に移し、当時に近い姿で復元しているほか、天体望遠鏡を倉敷市指定重要文化財に登録しています。 倉敷天文台の屋根は、室内の歯車のついたハンドルを回転させると東西方向に滑り降りるように開くという珍しい構造をしていて、貴重な建物として、平成13年8月に国の登録有形文化財となっています。 全国大会では、3日間に渡って、全国の天文台の関係者がそれぞれの取り組みを発表するほか、県内の天文台を見学するなどして情報を共有し、交流を深めました。

